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【NFCでできること】3つの基本機能について

カードエミュレーション機能

NFCが搭載された電子機器(携帯電話など)は、さまざまな非接触ICカードやICタグの規格と互換性があり、それらと同等の機能を持ちます。

全世界で数多く発行されているICカード・タグのインフラを利用したアプリケーションの構築が可能です。


NFC 利用例

リーダー・ライター機能

NFCが搭載された電子機器(携帯電話など)は、リーダー・ライターとして、さまざまな非接触ICカードやICタグの読み書きができます。

例えば、ICラベルが貼られたポスターなどにNFCが搭載された携帯電話を「かざす」だけで、そのポスターの情報(クーポン・地図・キャンペーン案内など)が簡単に取得できます。

NFC 利用例

端末間通信機能<P2P>

P2Pを活用することで、NFC搭載の機器同士を「かざす」だけで、メールデータ/スケジュール/画像データ/電話帳/XMLデータなどをスムーズに認証・ファイル交換することが可能となります。

NFC 利用例

NFC端末間ペアリング

NFC対応の機器間で容量の多いデータを送受信する際に、ペアリングだけをNFCで行い、実際の通信にはより高度なBluetoothやWi-Fiで行うことが可能です。このようにペアリング/認証だけをNFCで行い、通信は別の高速な規格に引き継ぐことを、ハンドオーバーと呼びます。

◆Bluetoothハンドオーバー

写真や動画など、比較的大きなデータを転送する場合、Bluetoothなどのより高速で通信距離も長い通信規格を使用します。通信距離が長いワイヤレス通信規格では、その長い通信距離のために盗聴などの危険性が大きくなります。そのため、Bluetoothの通信手続き(ペアリング)は非常に煩雑で、一般ユーザーからは敬遠されがちです。NFCは通信距離が10cm以下と短く、機器同士を「かざす」(10cm以下に近づける)という明示的な行為をトリガーに安全な通信を行うことができます。NFC通信でBluetoothの通信手続きを行えば、簡単に安全で高速なデータ転送が行えます。

Bluetoothハンドオーバー

◆Wi-Fiハンドオーバー

現在、多くの年代にスマートフォンやタブレットPCが普及し、駅やカフェなどでの無線ブロードバンド(Wi-Fi)サービスを利用する人が急増しています。
現在提供されているサービスは、あらかじめ月額のサービス利用料を支払い、サービス事業者により発行されるIDとパスワードで利用するものと、フリーで利用できるものとがあります。前者を活用する際には、自分が利用するサービス事業者向けのアクセスキー(Wi-Fi接続に必要な情報…SSIDと暗号キー)などを端末へ設定しておかなければならず、煩雑なものです。NFCに対応したWi-Fiブロードバンドサービスが普及すれば、サービス利用者はICカード(アクセスキー登録済み)をNFC搭載携帯電話やパソコンに「かざす」だけで、無線ブロードバンドが利用できるようになります。
携帯電話やスマートフォンのGPS機能を併用し、最寄りのアクセスポイントを検索できるようにすればより便利になるでしょう。